首・背中を伸ばす
慢性の肩こり、首のこりや背中の痛みがある場合、多くの場合は体を伸ばすせる範囲が減少しています。 日常的に体を前に曲げる機会が多いため、体の組織がそのように変形しているのです。 回復するには、首から背中を反らすことによって、日常的な悪い姿勢で失われた頚椎(背骨の首の部分)の前湾を取り戻す必要があります。
準備
正しく座ります。
悪い姿勢のままでは効果が望めません。
顎を引く
顎を引き付けます。
この動作をすることによって、後頭部のみ反らしてしまい首全体を反らせなくなる失敗を防ぎます。
首を反らす
顎を引いた姿勢を維持したまま、ゆっくりと顔を天井に向けるように後ろに反らせていきます。
もっとも反れる位置で一呼吸おいて、ゆっくりと体を下ろして元の位置に戻ります。
この動作を10回程度繰り返します。 最初の2〜3回は異常な痛みが出ないか注意をしながら、慎重に行うことを勧めます。