健康で美しい姿勢を身に付けよう

良い姿勢を本当に知っていますか。

よい姿勢とはどういう姿勢だと思いますか。 多くの人は背筋をピンとまっすぐに伸ばすことが良い姿勢だと考えているようです。 実はこれは間違いで、背中がまっすぐになっているのは良い姿勢とは言えません。

人間の体には多くの関節があり、その関節の周りには筋肉があり、 それらが支えあうことによって姿勢が作られています。 良い姿勢とは多くの人が考えているような、背筋をピンと伸ばした姿勢ではありません。 背中は曲がりすぎていてもいけませんが、まっすぐ過ぎてもいけないのです。

では、良い姿勢とはどういう姿勢でしょうか。 良い姿勢とは次ように関連して健康に寄与します。

  • 見た目が美しい。
  • 力学的に安定している。
  • 筋肉の無駄な働きが少ない。
  • エネルギー消費量が少ない。
  • 内臓の働きを妨げない。

正しい姿勢は骨格や筋肉を初め、体のどこにも余分な負荷がかからない状態を示します。 またどこかに集中して負荷が掛かっていない状態でもあります。 例えばどこか一箇所の関節に負荷が集中すると、その部分は耐えることが出来ず悪い姿勢による問題を起こしてしまいます。 また使われていない部分は、使われないことを当たり前と認識するようになり、その部分および周囲に悪影響を及ぼします。 例えば少し運動をしないでいると、筋肉は伸びなくなります。 筋肉は伸ばされなくなると伸びる能力を徐々に失ってしまうものです。

姿勢が悪くなるとこれらの問題が起こりやすくなります。 姿勢が悪いというのは外見上の問題だけでなく、健康面からも重要な問題なのです。

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